|
|
|
|
|
|
エネルギーや物質の流れが有るような、開いた非平衡の環境下にある巨視的な系が、非線形性のために対称性の破れた状態へと形態変化することを調べています。例えば結晶の熱平衡形は多面体ですが、拡散による物質の補給が間に合わなければ、角が尖り中央が窪んだ樹枝状になります。また、結晶表面上のステップはエネルギー的には真っ直ぐが良いのですが、成長または蒸発中は不安定となり蛇行します。これは表面に新たな構造を作ります。また、地上の生命体を構成している有機分子の立体構造にも対称性の破れが見られます。これは生命の起源とも関連する興味深い問題です。 |
|
|
|
非平衡統計物理、形態形成、結晶成長、キラリティ |
|
|
|
どこまでが既知でどこから未知かを知るために勉強します。思いもかけぬ方法が未解決の不思議を解くかもしれません。幅広く基礎を勉強しましょう。 |
|
|
|
詳細につきましては、慶応義塾大学ホームページ内の
「慶応義塾研究者情報データベース」をご利用ください。 |
|
|
|