新たな知見を得るための研究は、徐々に既存の知識を体得していく勉強とは異なり、ゼロから地道に継続して取り組む意欲が求められます。
素粒子は非常に小さいにも関わらず、最近の探究には10年以上の歳月と100人規模の研究者、そして大規模なコストを要することになります。
実験では、きっかけを掴むために数多くの試行が必要で、最初のアイデアと技術が将来の研究成果を決定付け、また長年の努力でようやく成果を手にすることができます。
学生の皆さんには、大きな目標と初心を忘れずに、地道に取り組む基礎研究が今後の成果に繋がることを常に意識して、学問の発展の一端を担う重要な役割を果たしていけるよう期待しています。
研究室では、他大学や他分野からの進学・社会人や海外からの入学も歓迎します。
配属に際して、素粒子・宇宙線関連の知識が特別に求められる訳ではありません。
学部生の間は広く物理の基礎を身につけていれば、進学後にやる気次第で大きく成長できます。
不明な点や相談事があれば、お気軽にご連絡下さい。
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