|
|
|
名前 |
山田 興一(ヤマダ コウイチ) |
居室 |
22 棟 206A 号室 |
E-mail |
|
専門分野 |
レーザー物理学 |
研究室 |
山田研究室 |
|
|
|
|
|
分光学は、基礎物理学に寄与するとともに、物質の構造や機能の研究を通じて応用面でも重要な役割を担ってきている。光を使った分光では、レーザーの出現により従来の分光法が一掃され、高分解能分光、高感度分光、高強度を利用した非線形分光、超短パルスを利用した高速時間分解分光が可能となった。これはレーザー光のコヒーレンス(干渉性)が従来の光源と比較して格段に優れていること、つまり単色性、指向性が非常によいためである。20世紀の終頃から自然光、レーザー光についで非古典光と総称される3番目の光が実現されてきた。この光を利用した分光方法の探究が本研究室の主な研究課題である。非古典光は、光の量子状態が制御された光である。レーザー光もコヒーレント状態と呼ばれる量子状態で近似できるが、この状態は古典的電磁波としての記述が有効なため非古典光には含めない。もっとも典型的な非古典光は、量子論で馴染みの数状態である。この単純な状態を実験室で実現するのにほぼ1世紀を要したことになる。その他に、スクイーズド状態、もつれた状態、巨視的重ね合せ状態など多彩な状態が利用できるようになってきている。本研究室では、特に揺らぎの制御による高感度分光をめざしている。 |
|
|
|
非線形効果や非古典光を利用した高感度分光、光伝播と非線形光学効果を利用した量子カオス系の模擬実験 |
|
|
|
|
|
|
|
詳細につきましては、慶応義塾大学ホームページ内の
「慶応義塾研究者情報データベース」をご利用ください。 |
|
|
|