FACULTY教職員紹介
液体中の特定の分子が空隙に選択的に取り組まれる仕組みを実験的に研究しています。これは、液体分離という広い分野に関係する基礎的な研究であると同時に、生体における分子認識の単純な系における研究とも言えます。また、コーヒーなどお湯表面の湯気の研究も行っています。
研究キーワード
分子吸蔵、高分子結晶、散乱理論、液体の物理学
学生へのメッセージ
結晶には対称性による数学的な美しさがあり、逆に理想気体のようにとてもランダムな系にはふたたび対称性が現れ単純に記述することが可能になります。液体は自然界に存在する構造でありながら、その構造を簡明に記述することはなかなか難しいようです。そこを敢えて簡明にとらえる、ということを目指したいと思います。液体に限らず、どのような分野であれ、広い視野・基本的知識から、新しいことが生まれると思います。学生時代は広い分野に触れるまたとないチャンスです。
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