FACULTY教職員紹介

名前 長谷川 太郎(ハセガワ タロウ)
居室 22 棟 209B 号室
E-mail
専門分野 レーザー物理学
研究室 長谷川研究室

レーザー分光学の研究をしています。特に興味があるのは、レーザー冷却したイオンの高分解能分光、光周波数コムを使った新しい高分解能分光法を開発することです。また、このような実験に必要なレーザー光源を開発することも行っています。原子や分子と共鳴する光周波数を非常に高い精度(12桁以上)で測定するような実験をしています。また、冷却したイオンを使った量子シミュレーションの研究も行っています。

研究キーワード

高分解能レーザー分光、光周波数コム、レーザー冷却、イオントラップ

学生へのメッセージ

光の周波数を非常に高い精度で測定することは、2000年ごろまでは非常に大変で、非常に大掛かりな装置を何年もかけて準備してようやく測れるものでした。今は、光周波数コムという新しい装置を使って非常に簡便かつ高精度に測定できるようになりました。このような高精度な測定は非常に応用範囲が広く、原子分子物理学における知見を増やすだけにとどまらず、大気中の温室効果ガスの検出、太陽系外の惑星探査、光通信の高密度化などにも使えます。このような応用への基礎となる研究を行っていきましょう。

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