FACULTY教職員紹介
生体分子は自然界のナノマシーンであり、溶液環境から熱揺らぎを受け取って動くことで、その機能を発揮します。溶液X線散乱等の実験と、分子動力学シミュレーションや液体統計力学を用いた計算物理を併用することで、溶液中における生体分子の動きを可視化し、その動作メカニズムを明らかにする研究を行っています。
研究キーワード
生物物理、蛋白質ダイナミクス、分子動力学シミュレーション、液体統計力学
学生へのメッセージ
細胞の中の生体分子を可視化する測定手法は未だ限られているため、生物物理は未解明の現象に溢れた複雑系科学の先端的分野です。マクロな測定結果から分子の世界で起きていることを解き明かしていくことは、謎解きに近い面白さがあります。
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